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葱とわかめと油揚げ

私の料理バイブルのひとつに
葱とわかめと油揚げ―私のむだなし料理百選」があります。
1988年発行で、今はもう絶版になっているみたいです。
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『わずらわしいと思ったらきりのない三度の食事は大変なことですが、ていねいに生きるということは、顔をしかめて長い間働くことではなく、限られた時間に、疲れたときでも別な神経をのばして、運動のつもりで料理をつくり出すと、ねむっていたところが目を覚まし、身体のバランスが回復します。そしていつの間にか背すじがのびているのです。』
「葱とわかめと油揚げ」まえがきより抜粋


阿部なをさんのこのまえがきを読む度に、私の背すじまでのびてしまいます(笑)
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そして、見返し画がまた美しく…
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久しぶりにこの本の中から作ってみました。
“昆布〆鱈のバター焼き”と“銀杏の塩炒り”。

昆布〆の鱈をバターで焼く…これ、しばらくハマりそうです^^



Commented by akari-ahiru at 2008-11-28 16:42
阿部なを さんの本だ~
読んだことないんだよね この方の本
高山なおみさんが師匠と仰ぐ方でしたっけ??
図書館でリクエストしてみようかな
Commented by suif-labo at 2008-11-28 20:11
akari-ahiruさま♬
20年前の私がこの本をどんな気持ちで買ったのか、今はもう覚えていませんが…(笑)、今読み返してみると、明治生まれの女性の丁寧な生き方が見えるようで、気持が“シャン”とします。
決して、贅沢ではないけれど、しみじみ美味しいレシピが満載。
食べ物に対する慈しみが感じられる、大好きな1冊です。
機会があったら是非!
by suif-labo | 2008-11-22 16:24 | 家ごはん | Trackback | Comments(2)